私はネットが使えないけど、ほとんどみんな使えてない。
3月にバイトを全てやめて(英語塾は開校しました)フリーターになって以降、毎日平均10時間ぐらいはネットで論文を読んだり、調べ物をしたり、疲れたなーと思ったらyoutubeでSocial Experimentの動画をみたりしています。
الأحوال الشخصية قاصرة/ Say #IDONT to Child Marriage
イスラム法では女性は9歳、男性は12歳で結婚できることになっており、その大半がバングラディシュ、インド、パキスタンなどのアジアの国で、他にもイエメンなどの中東、アフリカでも児童結婚が多く、女性の人権問題の一つでもあります。
で、今日私が書きたいのは、女性の人権問題の話ではなくて、題名にもありますように、ネットについて書いてみたいと思います。
最近
インターネットを使う
インターネットを利用したサービスを使う
この2つは似て非なる概念だと感じることが多々あります。
例えば就活生が、Excelは使えます!というのも、Youtubeで動画編集しています!というのも、車のカーナビではなく、スマホのgoogle mapsを使うようにしています!というのも、全てがすべて、私たちがインターネットと呼ぶものは後者の’’インターネットを利用したサービス’’であって、かなりキュレーションされています。
最近会ったイギリス人の友人が
日本人はバカです。電車で本を読んでいる人が少なすぎます。みんなインターネットを使用しています。
なんてことを言っていましたが、私は彼らが使用しているのはインターネットであり、インターネットではなく、サービスを利用しているのだと思います。
ややシニカルに言うと、インターネットの可能性を閉じられています。
まだまだ物理的にイメージがつくものが電子空間に置き換えされているだけで、ハードウェアというインターフェイスもそういう状態の域を出ていないように思います。この違いに気付かないとまずいなと、私たちの頭の中にハードウェアの制限というロックがかかってしまっている。
そんな話をまた別のイギリス人の友人と話していて、先日、彼と京都でも一番大きな駅近くの某電機屋さんに行ってきました。私は彼に’’そうとはいっても、やはり日本はインターネットや家電系の分野では進んでいるんだぜ’’ということを実感させようなんて考えていたのですが、彼は確かに店舗の圧倒的物量には驚愕していたのですが、日本がデータ消費の多様化に到着していないことにもっと驚いていました。だってインターネットがない時代と比べて家電のラインナップが何も変わっていなかったからです。30年前と比べて何が変わったのでしょうか?多分スマホぐらいです。それも舶来品ですよね。
多少話がずれたので私が何が言いたいのかというと、何でもいいからイノベーションを起こしたいと考えて、普段当たり前のように行っているインターネットのサービスを使用するという作業に疑問を抱き、ある種壁のようなものを打ち破ってくれるような人材育成が必要だということです。
ですので、誰でもいいので頑張ってください。私には無理です。