Nextepisode’s blog

院生(M1) 専門-開発経済/国際関係

大学院試験対策 ②小論文

 

今回は小論文の対策について書いていきたいと思います。過去10年分の過去問を見たところ、農村開発、女性の教育問題、グローバル化、貿易、国連の政策など出題される問題は様々ですが、ある程度絞って対策することは不可能ではないように思いました。

 

私は本を読むことがかなり好きなので、大学に入学してから多分1000冊ほどは本を読んだと思います。その中で小論文で対策できそうな本を再度読み直しています。1冊ごとに要点をまとめ、重要なところを抜き出したり、1000字ほどで感想を書いたりしています。その中で個人的にオススメで役に立った本を紹介します。

 

 

貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

貧乏人の経済学――もういちど貧困問題を根っこから考える

 

 

貧困の経済学です。タイトル通り貧困を再度考えていこうという内容です。本来ならば分けて考えるべきことを同一視して考えていたり、先進国の人間が根本的に見誤っている貧困に対する真実を検証データを用いて論じています。

 

 

難民を知るための基礎知識――政治と人権の葛藤を越えて

難民を知るための基礎知識――政治と人権の葛藤を越えて

 

 

過去に大規模な難民の移動は世界中で見られました。そこで受け入れ国が経験した軋轢や社会変化をマクロ的視点からまとめられています。必読の1冊だと思います。

 

 

 

好きです。

 

移民受入の国際社会学―選別メカニズムの比較分析―

移民受入の国際社会学―選別メカニズムの比較分析―

 

 

皆さんは移民と難民の違いをどう定義しますか?この本は移民を中心に書いてあります。院試レベルではこの1冊を十分に理解できれば移民の分野では事足りると思います。

 

国際政治史 ?世界戦争の時代から21世紀へ?

国際政治史 ?世界戦争の時代から21世紀へ?

 

 

19世紀以降の国際政治を俯瞰する上で必読の1冊だと思います。今日の中東問題の歴史的背景やアメリカが覇権を握って以降の100年の世界の動きが分かります。

 

 

国際政治の基礎知識

国際政治の基礎知識

 

 

国際政治分野で院試を受ける学生でこの本を使用している方は多いと思います。

 

 

現代の国際政治 (講談社学術文庫)

現代の国際政治 (講談社学術文庫)

 

 

この本についても特に説明はいらないと思います。

 

 

国際紛争 -- 理論と歴史 原書第10版

国際紛争 -- 理論と歴史 原書第10版

 

 

個人的に大好きな本です。一点不満があるとすれば、日本語訳が少し読みづらいという点でしょうか。

 

 

フィリピン―急成長する若き「大国」 (中公新書)

フィリピン―急成長する若き「大国」 (中公新書)

 

 

 

戦争にチャンスを与えよ (文春新書)

戦争にチャンスを与えよ (文春新書)

 

 

 

 

不平等を考える: 政治理論入門 (ちくま新書1241)

不平等を考える: 政治理論入門 (ちくま新書1241)

 

 

 

 

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あと4月5月に読んだ本はこれらの本です。

 

それに加えて特に小論文対策が目的ではないですが

 

 

世界 2017年 06 月号 [雑誌]

世界 2017年 06 月号 [雑誌]

 

 

 

 

 

 

 

この3誌とwall street journalの購読をしています。

 

今後はどんどん小論文を書いて、その分野に精通した院の先輩や教授に目を通してもらおうと考えています。