Nextepisode’s blog

院生(M1) 専門-開発経済/国際関係

大学院入学試験:3)試験対策

 

今回は大学院の筆記試験について書いていきます。

私は今回2つの大学院の研究科を受験し、筆記試験は両方合格しました。2つの筆記試験の内容は随分異なり、最初に受けた大学院の入試では開発や教育、経済の問題が出題される傾向にあり、もう片方の大学院では複数科目の中から2科目選択だったので、自分がこれまで勉強してきて勝負ができそうな「国際関係論」「政治史」「政治理論」「経済政策」の4つの科目を重点的に対策しました。吟味した上で国際関係論と経済政策を最終的には選択しました。

 

私は大学に入学する以前から大学院への進学を決めていたので、1、2年生の頃は大学の勉強以外で週40時間勉強していました。3年生になると、インターンシップや私生活が忙しくなり勉強時間は減りましたが、それでも机に向かえない分、本を読んだりパソコンで論文を読んだりしていました。

 

そうやって前倒しで勉強してきたことで、大学院入試の筆記試験対策は特に何もせず合格することができました。院試に向けて行ったことといえば、受ける大学のホームページで過去問を印刷して、また同じような試験問題を出題する大学院のホームページからも過去問を入手して、問題を一瞥し、この問題が出たら自分はこう書くな、と頭で答えをイメージしたくらいです。もちろん過去問を見て、聞き覚えのない言葉が出てきたら、言葉の意味や、それに付随した事例を調べたりしました。ですが試験対策は本当にその程度のレベルで、周囲の大学院志望の学生は半年以上前から死に物狂いで試験対策をしていましたが、私はというと、試験3週間前に車で2週間日本中を旅するなどしていました。

 

試験を受けるにあたって、また実際に受けてみて、これまで使用した参考書や読んだ本の中で’’この本は必須’’といった本はないと感じました。強いて言うなら、受験しようと考えている志望先の教員が推薦する本を読んでおくことは重要ですが、それ以外で「この本はかなり参考になった」という本は特になかったと思います。本というのは、大量に読んではじめて形になるものだと私は考えています。またどんな問題であれ、色々なジャンルの本に目を通しておくことで、他局的に記述できるものだと思います。ですので、私が思うに、大学院の筆記試験対策で重要なのは、前もって継続的に勉強することに尽きると考えます。

 

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