Nextepisode’s blog

院生(M1) 専門-開発経済/国際関係

教育って誰のものなのか

 

中学国語のカリキュラムを作ったら
真面目に受講した子は大きく伸びた。

得てして国語に関しては、
子供が「今」養うべき力とは
違うことを教えているように思う。

物語文や説明文の全体像を
きれいに整理して結果論的に教えても
その場で新しい情報を咀嚼して
適切に答える力は身につかないと思う。

文学的な学問の国語と
コミュニケーションの国語は違う。
極めていけば一緒かもしれないが、
日常のレベルでは違う。
どちらが良い悪いの話でもない。
どちらを教えるべきかの問題。

大人が教えたいものでなく
今その子が必要な技量を教える。
でも、教育の現場では
そうはなっていないことに
よく出くわす。

教育って誰のものなのか。

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