Nextepisode’s blog

院生(M1) 専門-開発経済/国際関係

日本国憲法が保障したものの大きさ

私の祖父は77歳になった。ちょうど幼少期に戦後を迎えた祖父は、言ってしまえば「日本国憲法と同世代」ということになる。思想・良心の自由を掲げる憲法のもとで、様々に表現されたものを見たり、あるいは自分で創作して発表する機会を得てきた世代だ。「長…

情報社会に生きるということ

仕事終わりの電車の中、何やら三人組の男子高生が話している声が聞こえてきた。「翁長さんの発言は支持できないね。実際のところ沖縄の人たちは米軍基地があって生活が成り立っているのだから」。私は「高校生でも政治についてしっかり考えているんだ」と関…

表現者は自粛し、周囲は萎縮する

「これから配布する文章は世界で最も素晴らしいものだから、ぜひ知ってもらいたい」と担任の教師は目の前の生徒達に伝えた。これは今から50年ほど前、私の父が小学生だった頃の話である。先生は笑顔で、まるで面白いアニメや漫画を見るかのように、手書きの…

子どもを最優先に考えた離婚

春の訪れを待ちわびながらちょうど去年の今頃、私は「夫婦断絶防止法」に関する講演会に参加した。この法案は、「離婚等の後も子が父母と親子としての継続的な関係を持ち、その愛情を受けることが、子の健全な成長及び人格の形成のために重要である」という…

共謀罪の何が問題か

今から2か月前、私は共謀罪が強行採決されたことを受け記事を書いた。 nextepisode.hatenablog.com 多くの民衆の意を反して少数の権力者が強引に採決した法案は、我々にこの国の政治が腐敗していることを認識させた。本稿では共謀罪の危険性について、それを…

暴徒化する中米の北部三角地帯

ここ最近難民を扱うニュースが減ってきているが、海外のニュースを観ていると状況は何ら変わっていないことがわかる。紛争による大量の難民を想定していなかった従来の保護体制が限界をきたしていることは明らかである。難民というと、我々の多くは中東やア…

こうしてテロリストが形成された

2015年11月13日、UNESCO総会へ参加するために滞在していたパリのホテルに「パリ市内で大規模なテロが起きた」という知らせが入った。部屋に戻りパソコンを開くと、家族や友人、大学の教員から連絡が入っており、生存確認の連絡を返した。その後、パリ市内に…

制御不能の労働力不足

去年2017年度の失業率は23年ぶりに3%を下回り(2.8%) 、有効求人倍率は1.59と1974年1月の1.64以来44年ぶりの水準であった。高度経済成長の後半からバブル期のピークさえ抜くかのように思えたほどであった。しかし、日本が抱える人手不足は今後さらに深刻化す…

問われる平常時の住宅政策

東日本大震災から7年が経とうとしている。 東北の震災3県である岩手、宮城、福島では今なお3万人もの人が仮設住宅に住み続けている。応急的であり、一時的な仮設住宅に多くの人が長く住み続けなければならないということを、我々はどのように考えているのだ…

現実を直視することからはじまる共存社会

少子高齢化で労働人口が右下がりを続ける中で「移民」という言葉を耳にする機会が増えた。そして残念なことだが、少なくともそれは欧米諸国においてネガティブな文脈で語られることが多い。フランスで起きた同時多発テロ、ブリュッセル連続テロ事件、そこで…

ボトムアップ政策としての住宅政策

近年、多くの政党が教育の無償化を政策課題に掲げるようになった。おそらくそれは、他の先進国と比べ望外に高い授業料や相対的貧困率が上昇する中で、経済的に高等教育への進学を諦めざるえない人たちが出てきたことが主な要因であろうと思う。確かに教育の…

LGBT~みなが生きやすいと思える社会の構築〜

2015年6月26日、アメリカで同性婚が合憲だという判決が最高裁で下された。日本はこれ以上、LGBTの人たちの当たり前の権利を等閑視できなくなった。数日前、Yahooのトップにスペイン人女性と日本人女性がスペインで同性結婚をしたという記事が掲載されていた…

準強姦にみる現行法の穴

準強制性交とは、相手に薬物や酒などを飲ませて抵抗不能な状態にしたり、既にそのような状態にある相手に対し、性交を強要する行為を指す。今は準強制性交と呼ばれるが、それまでは準強姦と呼ばれていた。暴力や脅迫によって性交を強いる強姦では、身体にア…

外国人労働者受け入れについて考えたい

2008年の1億2808万人をピークに日本の人口は減少に転じた。それを機に、日本ではどのようにして人口減少時代に対応するのかという議論が過熱してきたように思う。その一方で、日本が今日に直面する人口減少はもっと以前から予測ができたことは否めないだろう…

本当に議員の数は減らすべきか?

「国会議員の数が多すぎるから議員の数は減らすべきだ」といった声が近年増加傾向にあるように思う。しかもそれは一般の国民からだけではなく、国会議員及び政党からも出ているのだ。一般国民の議員削減論は、議員を国民の代表と考えていないということなの…

Kyoto trip

We came back to my parent’s home from Shirakawago and we stayed two days with my family and following day we headed to Kyoto for the second time in her life. We settle in to our local train from an extremely tiny station We used buses on o…

空き家問題を考える

近年、空き家問題が一層と深刻化してきている。その象徴的なデータは2014年に総務省が公開した全国の空き家数820万戸という数字だ。この数字は私を含め、多くの国民に社会的な衝撃を与えたことだろう。このまま指数関数的に空き家問題が深刻化していくとなる…

Gifu(2)

Following day, we continued our journey from Hida Furukawa to Shirakawago. Shirakawago, the gassho style village was registered to be a world heritage site in 1995. We had to cross a suspension bridge over the river to get to the main part…

Gifu trip (1)

13/08/2017 This morning we awoke early to depart for Takayama and Shirakawago. Our ride was just so incredibly beautiful as we followed the river. Due to summer season, we had no chance to see snow laden mountains, perfectly highlighted ag…

障がい者は隠すべきという社会の空気

高校に入るまで、関西でもとりわけ田舎の町で私は育った。地域に住む住民は皆知り合いで、それこそ、季節を問わず近所の方が家庭菜園で採れた野菜を私の自宅の玄関に置いて帰っていくような町であった。一度地域で何かが起きれば、瞬く間に周囲に伝播し、こ…

A day trip to Kamakura

We stayed in Tokyo so we decided to take advantage of the opportunity with a day trip down to Kamakura. Located about an hour south of Tokyo. My body physically refused to get out of bed and open my eyes for more a few seconds. On the othe…

Two day trip to Tokyo

Home to more than 13 million people in the prefecture, Tokyo is an incredibly fascinating city of culture, people, skyscrapers and intriguing anime phenomenons. My girlfriend gonca and I came to visit to Tokyo for two nights. She wanted to…

あまりにも無頓着過ぎないか

2017年も間も無く終わりを迎える。この一年を俯瞰すると、日本は何度か選択を迫られる機会があった。その中で5月19日に強行採決された共謀罪について書いていきたい。 2017年5月19日、衆議院法務委員会で共謀罪が強行採決された。中継で流れた国会の様…

5th anniversary of the horrible incident.

On Frieday the 14th December 2012 was and will always be known as the darkeness day in the history of the US. I am going to put it out there streight away, I do not think killing someone would be fun. However, events like Sandy Hook haven'…

戦争を作り上げた日本の教訓

私は地元で英語を教えている。生徒層の幅は比較的広いが、ほとんどが小・中学生である。子ども達には英語を指導しているのだが、授業の合間にある10分間の休憩には英語から離れ、家庭の話や学校の話、友達の話など生徒とコミュニケーションを図る時間を大…

電通にみる男尊女卑社会

電通に勤務をしていた若手女性社員が社員寮から飛び降り自殺をしてからもう2年が経とうとしている。当時新聞やニュースではすぐさま「残業100時間」という言葉が並び、挙句、労働時間の多寡についての議論に移行していった。これに対し、武蔵大学の教授が…

絶えない悲しき沖縄の現状

今月13日の午前、沖縄のアメリカ軍普天間基地に隣接する宜野湾市の小学校のグラウンドに、飛行中のアメリカ軍の大型ヘリコプターから重さが8キロ近くある窓が落下した。窓が落下した時には学生は運動場で運動をしていて、落下地点から10m先に学生が体育の…

夫婦別姓という名の悪しき伝統

これほどまで女性の活躍を謳っておきながら、日本という国ほど旧態依然、古い考えに縛られている国も珍しい。日本は安全で人も優しい。だが海外から帰ってくる度になぜか日本に対して窮屈感を覚えるのだ。 学校でも職場でも家庭でも、女性がこれまで以上に働…

日本の大学生に対する批判に対する批判

世界大学ランキングというものをご存知の方は多いだろう。特に大学生にもなると否が応にも耳が痛くなるほど聞かされる言葉である。これはイギリスの高等教育専門誌「Times Highler Education」が毎年発表している世界の大学のランキングで、別言すれば「どの…

11/23~11/28トルコ滞在6日目 最終日

朝はカフェで食事をしました。 猫可愛いですよね。将来飼ってみたいです。 旅の最後の締めくくりです。 最後は空港まで見送ってもらいました。 次は2月にまた会います。 これにて6回目のトルコ渡航は無事安全に、平和に終わりました。